初めての患者様へ

院長よりご挨拶

院長写真

平成22年1月より新宿西口に開院いたしました。私は国立大蔵病院(現国立成育医療センター)、荻窪病院などの総合病院で眼科医長、眼科部長として様々な疾患に対処し、手術症例内眼手術5千例以上の執刀、レーザー治療10000例以上を経験してまいりました(当院では最新の光凝固装置を備えており今日までの経験を生かし治療を行っています。)。この間多数の先生方から御紹介を受け地域の中核病院の眼科責任者として地域に貢献させていただきました。これらの経験を生かし今後は地域医療の第一線で開業医として患者様一人一人にお役にたてるよう誠意をもって診療にたずさわらせていただきたいと考えています。院長、スタッフ一同、患者様には親切、丁寧にご希望にそえる医療を提供させていただこうと努力してまいります。待合室なども退屈しない快適な空間を御用意させていただきました。また皆様の眼の健康管理を第一に考えOCT,網膜光凝固装置等最新の設備を御用意いたしました。いつでも受診できるように土曜、日曜日はもちろん祝日も診療を行っております。(年末、年始および木曜日の休診日以外ゴールデンウィーク、お盆休み、夏季休暇等と臨時休診もとらず皆様の目の健康をお守りいたします)目のことで調子が悪いことがございましたらどんなささいなことでもお気軽に当院を受診していただければきっとご満足していただけることでしょう。

院長略歴

  • 昭和61年 東邦大学医学部卒業
  • 平成 3年 東邦大学医学部大学院修了後医学博士
  • 平成 3年 日本眼科学会認定眼科専門医
  • 平成 3年 川崎協同病院 眼科医長
  • 平成 5年 国立大蔵病院(現国立成育医療センター)眼科医長
  • 平成12年 荻窪病院 眼科部長
  • 平成17年 東邦大学医学部客員講師
  • 平成22年 西新宿さいとう眼科 開設

認定医等

医学博士 / 日本眼科学会認定専門医 / 身体障害者認定医(視覚障害) / 労災指定医

所属学会

日本眼科学会 / 日本眼科手術学会 / 日本白内障学会 / 日本糖尿病眼学会 / 日本小児眼科学会 /
日本コンタクトレンズ学会

所属医師会

日本医師会 / 東京都医師会 / 新宿区医師会 / 日本眼科医会 / 東京都眼科医会 / 新宿区眼科医会

診療方針

すべての患者様にご納得いただける医療のご提供

充分な
事前対話
高度な
技術力
先進の
医療機器

西新宿さいとう眼科では、眼の手術症例5千例以上という総合病院で培った院長の経験を活かし、正確な診断を行い、患者様1人1人に合った適切な治療を提供致します。
診療日はお仕事で中々通院が難しい方でもお越しいただけるように、木曜日以外の平日と土曜・日曜・祝日の診療を行っております。

診療内容

初めて受診される患者様は受付終了30分前迄にご来院願います。

眼科一般

眼瞼・結膜疾患、角膜疾患、白内障、緑内障、網膜硝子体疾患など

可能な検査

視力検査(裸眼視力検査、矯正視力検査、屈折検査、角膜曲率半径計測、5m視力検査、近方視力検査、自動検眼システム、オートレフケラトメータ) / 瞳孔間距離測定検査 / 眼圧検査(ゴールドマン眼圧計、ノンコンタクト眼圧計) / 角膜内皮細胞検査 / 眼鏡度数検査(レンズメーター) / 細隙灯顕微鏡検査(外眼部、中間透光体、眼底検査、隅角検査CCDカメラ、高画質液晶モニター付きHAAG-STREITBERN BM900、ハンドスリットランプ)・色覚検査(石原式色覚検査表、パネルD15テスト)、網膜三次元画像解析、眼球突出度測定 / 涙液分泌機能検査 / 涙管通水検査 / アデノウィルス抗原検査 / 静的量的視野検査(ハンフリー視野計) / 眼底検査(無散瞳検査:無散瞳カメラ検査、直像鏡検査、単眼倒像鏡検査、60Dレンズ検査、双眼倒像鏡検査、散瞳検査:単眼倒像鏡検査、双眼倒像鏡検査、汎網膜硝子体検査、90Dレンズ検査、スリーミラー検査)
※以上、原則として再診時の予約制です。

中心視野検査(緑内障のスクリーニングなど)
※原則として再診時の予約制です。

 

眼鏡・コンタクトレンズ処方

眼鏡・コンタクトレンズ処方について

コンタクトレンズの場合、視力、角膜(くろめ)の異常はないか、涙の量や質は適当か、結膜炎などはないか、 目の上でのレンズの動きが適当か、使用中のレンズに汚れやキズはないかなどを調べます。目の上にのせるものですから、装用の仕方やレンズのケアも重要ですので、丁寧にご指導いたします。コンタクトレンズをお使いの方は、よく見るために作ったレンズでかえって目にキズをつけていた、などどいうことのないように、是非、定期検査をお受けください。
※白内障術後など特別な場合を除き、原則として小学生以下のご年齢の方にはコンタクトレンズの処方はしておりません。未成年の方のコンタクトレンズの使用には十分な注意を要しますので、あらかじめよくご検討ください。

 

ぶどう膜炎

ぶどう膜とは網膜の下に存在する膜で(眼球の中では網膜の外側の膜)虹彩、毛様体、脈絡膜と網膜を包むように眼内に存在しています(黒い色をしていて全体がぶどうの実のような形をしていることからぶどう膜と名前がつきました。)。この部位に炎症を起こしますとは部位炎症の強さにもよりますが視力障害、羞明、流涙、眼痛、霧視、充血(毛様充血といい角膜周辺を中心に紫紅色になる充血)また脈絡膜周辺の炎症では飛蚊症、霧視、視力障害が発症します。ぶどう膜炎は炎症の部位により以下のように分類されています。

1、虹彩炎:虹彩に限局した炎症
2、毛様体炎:毛様体に限局した炎症
3、脈絡膜炎:脈絡膜に限局した炎症。網膜炎を発症する可能性が高い。
4、網膜炎:感覚網膜と色素上皮に限局した炎症(サイトメガロウィルス網膜炎、ヘルペス網膜炎など)
5、全ぶどう膜炎:ぶどう膜全体に及んだ炎症
6、眼内炎:眼球壁の除いた眼内組織の炎症(水晶体起因性眼内炎、転移性眼内炎、眼外傷、術後眼内炎など)

虹彩、毛様体はともに炎症をおこすことが多く虹彩毛様体炎または前部ぶどう膜炎とよばれています。脈絡膜炎は網膜炎を合併することが多く後部ぶどう膜炎ともよばれています。臨床上多く経験するのが虹彩炎ですが軽度の症例では点眼薬(0.1リンデロン点眼、ミドリンP点眼、1%アトロピン点眼のみで治癒します。(虹彩炎のみでも強度の症例ではステロイド剤の内服、結膜下注射が必要となります。)脈絡膜炎等後部ぶどう膜炎は網膜炎を合併することが多く視力障害も強くなり専門病院での治療が必要となります。当院では適切な専門病院を紹介させていただきます。このようなぶどう膜炎は繰り返し発症する場合も多く病院との連携した経過観察が必要です。

病気の発見・原因追求・治療説明の明確化

当院では、病気の発見に努め、予想される原因や今後の治療についてのご説明を行います。専門病院での治療が必要なことがほとんどですので、適切な病院をご紹介します。
頻回に通院を要する経過観察が必要な場合には、病院と連携して当院での検査が可能です。
※点眼薬で瞳孔(ひとみ)を拡げて眼底検査をしますので、受診当日は車の運転は控えてください。

 

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は糖尿病によって全身の血管に障害が起きる病気です。眼の網膜の血管が障害を受けると糖尿病網膜症が発症します。はじめは視力低下などの自覚症状は全くありません。内科の治療を受け血糖値のコントロールにもよりますが(網膜の神経は糖分で活動しているため低血糖になりますと突然網膜症は悪化します。)コントロールの悪い症例では病状は徐々に悪化していきます。自覚的な症状が出現したときはすでに重症になっている場合も少なくありません。糖尿病と診断され15年前後で網膜症が発症することが多いとされていますが血糖のコントロールが悪いと5-10年で網膜症が発症します。糖尿病網膜症が発症する前からすでに網膜の微細血管や血液に変化はしょうじています。糖尿病と診断されたら内科の先生から勧められなかったとしても、また自覚症状がなかったとしいてもできるだけ早く眼科受診しご自身の網膜の状態を把握しておきましょう。(糖尿病は単純型網膜症、増殖前網膜症、増殖網膜症と進行し増殖網膜症になりますと硝子体出血を起こし牽引性網膜剥離を起こしたり、難治性の血管新生緑内障をおこしたりして失明に向かっていってしまいます。また網膜から視覚え中枢に情報をおくる視神経の血行障害をおこすと虚血性視神経炎という病気が発症し急激な視力障害をおこします。)
当院では三次元画像解析、散瞳下での眼底精密検査を施行し糖尿病網膜症の早期発見を行います。網膜症が発見された場合には病状により定期的な経過観察を行い進行があり増殖前網膜症に達した時期に蛍光眼底造影などを施行している専門病院に紹介させていただきます。ご本人につねに病状を把握していただくため、また内科の先生にも網膜症の程度をご報告させていただくため医院長が所属している日本糖尿病眼学会発行の糖尿病眼手帳を患者様におわたししています。

眼底検査による早期発見

当院では、眼底検査によって病気の早期発見に努めます。
万が一網膜症が判明した場合、軽症のうちは定期的に(数カ月に1回程度)検査をし、進行がありレーザー治療などが必要という段階になれば、直ちに専門病院へご紹介いたします。ご本人や内科の先生にも眼症状の経過がわかりやすい日本糖尿病眼学会が発行した糖尿病眼手帳をお渡しします。
※点眼薬で瞳孔(ひとみ)を拡げて眼底検査をしますので、受診当日は車の運転は控えてください。

 

緑内障のスクリーニング

緑内障は急激な眼痛、視力低下、頭痛、吐き気などの症状を伴う急性閉塞隅角緑内障以外の場合自覚症状は全くなく知らないうちに進行し最悪の場合失明します。大半の緑内障は視神経の脆弱性により眼圧が正常であっても網膜の神経線維が減少し視野狭窄をおこす正常眼圧緑内障で自覚症状が全くないため眼科受診をしない方がおおぜいいらっしゃいます。このタイプの緑内障は眼科で健診(スクリーニング)を受けなければ緑内障であることはわかりません。最近の統計では40歳以上の約5%のかたは緑内障にかかっているとされています。(実際は全く健診すら受けない方も多いのでもっとその頻度は高い可能性が高いのです。)当院では眼圧測定、眼底精密検査、三次元画像解析、静的量的視野検査を施行し早期緑内障の発見につとめています。40歳前になられた方は自覚的症状がなにもなくても緑内障のスクリーニングをうけましょう。

緑内障のスクリーニングについて

当院では、視力検査、眼圧測定、眼底検査、中心視野の検査により、緑内障のスクリーニングを行います。
※視野検査は、原則として再診時の予約制です。(検査時間が両眼で約45分間かかります)。あらかじめお電話(TEL:03-3343-8282)でのご予約が可能です。
※点眼薬で瞳孔を拡げて眼底検査をしますので、受診当日は車の運転は控えてください。

眼の構造・異常・機能等について知っておきましょう。

眼球の構造、視路と視野異常

眼球は直径約24㎜のほぼ球形。(高度近視の場合は縦軸方向に長くなりラグビーボール状の形になります。)眼球は外側から角膜および強膜(角膜は前方にありいわゆる黒眼と呼ばれている部分です。その他の部分が強膜でいわゆゆ白眼とよばれている部分です。)、その内側はぶどう膜(角膜がわは虹彩いわゆる瞳と言われている部分です。そのつけねの部分は毛様体、その他の部分は脈絡膜といわれている部分です。)、一番内側の部分が網膜です。
物を見る時光として映像が角膜、瞳(瞳孔)の間を通り水晶体を通過して網膜の黄斑部に焦点が結ばれその情報が網膜から視神経を経て脳の視覚中枢で画像として認識されます。
眼は左右にあるため左右からのややずれた映像が脳の視覚中枢へ情報として伝えられるため物を立体的に見ることや距離感が生まれます。左右から入った光の情報は脳の視覚中枢に達する前の視交叉と呼ばれる部分で左右の情報が一部ずつまざり脳の視覚中枢に達します。これらの経路のいずれかの部位に病変が発症しますと視力、視野の異常が生じます。また、視力及び視野の異常が発症した場合視野検査だけでもかなり病巣を特定できます。視交差より前の病変では左右どちらかの眼に視野異常が発症します。視交叉より後ろの病変では両眼の視野異常が発症します。

病変について

  • 視束の病変:同名半盲
  • 外側膝状体の病変:1/4同名半盲
  • 視放線の病変:同名半盲(黄斑回避を伴う)
  • 視皮質の病変:中心視野の同名半盲

網膜の構造

眼の中に入った光は網膜の黄斑部に画像として映ります。直径約1.5-2mmのおおきさでこの部位で画像を電気的な信号に変えて脳に信号として情報を送っています。そのほぼ中心部分は中心窩とよばれ最も画像としての光を受けるのに重要な部分です(固視点)。黄斑部はキサントフィルと呼ばれる色素が豊富に含まれているため黄色の色調をしています。黄斑部には錐体と呼ばれる細胞が多く存在し物を視る機能や色を感じる機能にすぐれています。片方の眼に約650万個存在するといわれ、主に明所で作用します。私たちの視力はこの黄斑部の機能によるものでこの部位に障害が起きると著しい視力障害が生じます。(加齢黄斑変性症、糖尿病黄斑浮腫、網膜中心動脈閉塞などの黄斑部の血行障害)
黄斑部以外の部位は杆体とやばれる細胞が大部分を占めるようになります。杆体細胞は暗い所で物をみる機能と周辺視野の機能を有しています。この細胞は色を見る機能や画像を見る機能はありません。この細胞が障害を受けると中間周辺部の視野異常や網膜色素変性症のように夜盲が生じるようになります。(正常の片眼の視野は上方60度、下方70度、鼻側60度、耳側100度です。)

眼球運動とは

眼球には全部で6つの筋肉が付着しており円滑な眼球運動が営まれています。そのため私たちは眼球の向きを変えるだけで広範囲の物を鮮明に見ることができるわけです。
外直筋(外転神経支配) / 内直筋 / 上直筋 / 下直筋 / 下斜筋(動眼神経支配) / 上斜筋(滑車神経支配)
両眼の筋肉が常に協調して脳の視覚中枢に左右の眼から入った情報が融像して1つに見えるよう眼球が動いています。神経の疾患や腫瘍、外傷による眼の周辺の骨の骨折(眼窩ふきぬけ骨折)などで左右いずれかもしくは両眼の眼球運動が悪くなると脳で左右の画像が融像できなくなるためものが2重に見えたりだぶってみえます。また眼の位置に異常が生じ斜視になることもあります。

眼の屈折力

光を屈折させる程度をあらわす単位をジオプター(D)といいこの値が大きいほど屈折力が大きいことを意味します。
眼全体の屈折力は約63D、角膜の屈折力は約43D、水晶体の屈折力は約20D(調節力で変化する)とされています。
水晶体には調節力があり物を見たときの焦点が合わないことが条件となり屈折力が変化します。近くの物を見る時は毛様体中の輪状筋(ミユーラー筋)が収縮することで水晶体は前方に厚くなり屈折力が大きくなります。また遠方を見る時は輪状筋が弛緩して水晶体は薄くなり屈折力が弱くなります。40歳前後から水晶体の弾力性がよわまりこの調節力が減少しやがてなくなります。この減少を老眼(老視)といいます。

眼科まめ知識

眼科の俗語について

むかしから目の病気についてはさまざまな呼び名がつかわれています。地方によっても異なった俗語も多く存在するようです。ほんのわずかですがご紹介させていただきます。

ものもらい、めばちこ

正式には麦粒腫といいます。眼瞼の分泌物を産生する腺に感染を起こした状態をいいます。通常痛みをともない抗菌剤で治療します。

あおぞこひ

緑内障の俗語です。

しろぞこひ

白内障のことを意味します。昔は高度の白内障の方がいまより多く瞳の部位が真っ白になっていた状態をみてついた俗語と思われます。

さかさまつげ

睫毛が角膜側にむかってはえる状態で睫毛乱生、眼瞼内反症などの俗語です。

とりめ

夜見えにくくなる状態で、夜盲症の俗語です。代表的な病気に網膜色素変性症があります。

はやりめ

感染しやすい結膜炎である流行性角結膜炎の俗語です。