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お知らせ

ソフトコンタクトレンズ装用によるドライアイ関連の眼障害

2021年09月09日


ソフトコンタクトレンズはハードコンタクトレンズと異なり素材が柔らかいことで軽度の角膜障害が発症してもコーティング効果(皮膚をすりむいたときバンドエイド等を使用すると痛みが軽減する効果)で自覚的に異常を感じにくいことで長時間装用することが多くなりやすいレンズです。

またレンズ内に水分を吸収する特性からドライアイ関連の病変を発症することがあります。(当然のことですが適切な使用を行っている場合や調子の悪いときはすぐレンズをはずして眼科を受診すればなにもおおきなトラブルは生じないすぐれたレンズです。)

通常の眼では涙液層が角膜表面を安定した状態でコーティングしますがソフトコンタクトレンズを使用するとレンズ表面の涙液層は不安定になり角膜表面全体を通常のようにコーティングしにくくなります。その結果レンズ自体も乾燥しやすくなりドライアイの状態になることがあります。ソフトコンタクトレンズ装用によるドライアイになりますとレンズ表面の涙液層の破綻によりコンタクトレンズの周辺が触れる球結膜の部分に傷ができ充血が発症します。またレンズ表面が瞼の裏を擦過するため傷も発症します。

 

お化粧をしている女性の方は通常の涙液層が破綻しているため化粧品がレンズの表面に付着しやすくなります。角膜下方の表面に弧状に点状の細かい傷(スマイルマークパターン)を発症することもあります。また角膜上方の表面に弓状の形をした傷が発症することもあります(上部角膜上皮弓状病変)。

 

これらの病変が発症すると当然自覚症状も発症するためすぐにコンタクトレンズを中止し眼科を受診しましょう。一度病変を治癒させることにより再びソフトコンタクトレンズの快適な使用が可能になります。