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お知らせ

西新宿さいとう眼科の眼科ドック(眼のドック)について

2026年03月19日


人間ドックについては生活習慣病(高血圧、糖尿病、がんなど)の早期発見を目的にして詳細な検査を行う健康診断でよくしられている名称です。眼においても加齢によって発症する生活習慣病のような疾患もあり眼病変に関しても人間ドックのような定期的な検査が必要でしょう。人間ドックの眼検査は視力検査、眼圧検査はおこなわれていますが眼底の検査は眼底カメラの所見を読影するのみで緑内障の診断を視神経乳頭の形や網膜の色調で判定したり写真の写りが悪いと白内障の疑いなどと判定され眼科医師が患者様を直接診察して判定しているわけではありません。院長は総合病院の健診センターや健診専門の人間ドックの眼底カメラでの読影を長年経験してきており眼科受診による眼科専門医の詳細な診察が重要だとかんがえています。

西新宿さいとう眼科では患者様の自覚症状が発症する以前に緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症などの疾患を通常の人間ドックより詳細な眼科専門医による検査をおこなっています。加齢とともに眼の病変は自覚症状がなく発症していく病変は多く人間ドック同様に眼も詳細な検査を年1回程度は受けることが必要です。西新宿さいとう眼科の眼科ドックでは視力検査(近視、遠視、乱視の検査を最新のオートレフケラトメーターを用い素早く正確に行い、さらに最新の自動検眼システムを用い正確な視力測定を行います)、眼圧検査(健診については感染予防の観点から非接触性の低風圧の眼圧計を用い測定をおこなっています)、細隙灯顕微鏡検査、眼底検査(健診の場合は瞳孔を大きくする場合とそのまま検査する場合があります)、三次元画像解析(もの見ることで一番重要な網膜の断面とくに黄斑部の断面を観察することができ眼のCTともいわれています。また脳の視覚中枢に眼でとらえた画像を信号に変え送信する網膜神経線維の量も測定できます)、視野測定(厚生労働省で新薬を開発するときかなず用いられるハンフリーの自動視野計を用い測定をおこなっています。)をおこなっています。

視力はレンズを用いて最も良好な視力を矯正視力といい視力障害はこの矯正視力が悪い場合をいいます(西新宿さいとう眼科は院長が身体障害者認定医となっており視力の悪い方の身体障害者認定のアドバイスもおこなっています。)。レンズを使用しない視力は裸眼視力といい近視は近くにピントがあうため近くのものはよく見えますが遠くのものははっきりと見えません。遠視は網膜の後ろにピントが合うため軽度の遠視では若い人ですと遠方、近方ともみえますが加齢と伴に調節力がなくなり近方が見えなくなります。この状態を老眼といっています。(近視の方でも眼鏡を用い遠方にピントをあわせておくとやはり加齢により近方はみずらくなります。)遠視が強い方は若いときから裸眼では近方、遠方ともピントが合わず眼鏡を使用しないと見えません。

眼圧は緑内障の発症で重要な因子で正常値は20mmHg以下とされています。しかし網膜の視神経線維が眼圧に対しての耐性が弱い方は眼圧が正常であっても緑内障(正常眼圧緑内障といいます)になります。最近レーシックを受ける方もふえてきていますがレーシックを受けると角膜がうすくなり実際より眼圧が低くなります。

細隙灯顕微鏡検査は医師が直接スリットランプと呼ばれる顕微鏡を用いて行う検査で角膜、結膜、水晶体(特殊なレンズを用いると網膜を拡大したり周辺部の網膜の診察も可能です)の検査を行うことができます。白内障もこの機器を用いて診察します。先ほどお話しましたようにこの機器を用いないと白内障の有無は判定できず人間ドックで眼底写真のうつりが悪いと白内障疑いと判定されますが確かな判定ではなくやはり専門医による直接の診察が不可欠でしょう。(正確な白内障の定義は眼の水晶体と呼ばれるカメラのレンズにあたる部分に少しでも混濁があれば白内障となるわけですが臨床学的にはある程度混濁が進行し視力障害が発症した場合を白内障といっています。ですから白内障だからといってすぐ手術が必要なのではなく白内障は他の疾患と異なり手術に手遅れはない疾患ですので診断されても慌てる必要はありません)

眼底検査は高血圧、糖尿病網膜症、緑内障、加齢黄斑変性症の発見に重要です。散瞳剤を用いて瞳を大きくして調べる場合と用いないで調べる場合がありますがドックのような検査では通常散瞳剤を使用しないのが一般的です。

視野測定は緑内障の早期発見に重要で自覚的に症状がなくてもある程度の年齢になりましたら必ず受けるべき検査です。眼圧が正常でも早期から緑内障の発見が可能です。加齢黄斑変性症の場合にも中心暗点として早期に発見することが可能です。緑内障の視野異常は画像を脳に送信する視神経線維が緑内障では減少してしまうために患者様本人が視野異常を自覚できず異常と自覚できるようになるのは緑内障が重症化しからで初期には無症状です。(皮下組織に麻酔薬を注射すると皮膚を切開しても痛みを感じない状態ににています)緑内障が失明する疾患の1位になっているのはそのためで眼科ドックによる早期発見が重要になってきます。

三次元画像解析では網膜の断面を解析することにより詳細な眼底観察が可能です。西新宿さいとう眼科ではカラー眼底写真と同時に網膜の断面を観察できるトプコン社製の機器を用いることで患者様がより病態を理解しやすい検査が可能です。加齢黄斑変性症の場合は網膜の内部まで詳細に観察でき患者様もより正確にご自身の病態を理解できるでしょう。また網膜の神経線維をスキャンし神経線維の量を色で表示しカラー眼底写真と同時に網膜上に示すためご自身の病態の理解が用意です(正常眼圧緑内障、視野に異常が現れない前視野緑内障の場合でも判定ができます)。

通常の人間ドックではほとんどの施設に導入されておらず眼底写真の色調のみで判定がおこなわれていますが正確な診断には三次元画像解析が必要です。

失明しても死に至るわけではありませんがクオリティーオブライフの観点から失明した世界を想像してみてください。旅行に行っても景色も見えない、自宅にいてもなにも見えない。映画、昔の写真も見えない。それどころか自分で移動することもできなくなるでしょう。

眼のドックを受けることにより早期発見、早期治療をすることが眼の健康を保ち良好な視力を維持することにつながりいかに重要であるかを理解していただけるかと思います。