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お知らせ

自動視野計のバージョンアップ

2023年07月03日


当院では自動視野計のゴールドスタンダードとして30年間高い信頼性をえてきたハンフリーの視野計を使用してきましたがこのたび最新のハンフリーⅢ800シリーズを導入し緑内障などのより詳細な分析を行うことができるようになりました。視野の測定範囲もゴールドマン視野計に準拠した全視野180度まで測定可能です。また視覚障害認定に使用する両眼開放エスターマンテストも測定可能です(眼鏡をしようせず測定するため輝点がみずらいこともあり当院では身体障害者の視覚障害の判定は視力のみでおこなっています。)中心24ー2Cプログラムを用いますと中心24-2の10度内に検査点10点を追加しより早くより詳細な中心視野測定が可能になりました。さらにサマリーレポートにより視野進行速度と視野変化部位を表示解析することが可能でVFIスロープーVFIトレンド解析を用いることで初回から今回までの視野トレンド、および将来のVFIを予測することで治療効果、追加治療の判断などに有効です(このプログラムは初回、2回目とも固視不良ですと使用することができないため当院は視野の状態をサマリーではなく1回ごとの結果を患者様にお見せして現在の状態を説明させていただいています。)

 

閾値テストは

24-2,24-2C、30-2、10-2、黄斑部、60-4、鼻側階段

閾値測定方法はSITA standard,SITA Fast,SITA Faster、全点閾値

スクリーニングテストはC40,C64,C80,P60 アーマリー中心,全視野81,120,135,246、アーマリー

スクリーニング測定方法は年齢別、閾値関連、単一輝度

スペシャルテストはエンターマン片眼、両眼、上方36点、上方64点

などの検査が可能です。

 

オペレーティングシステムにはWindows10(64bit),プロセッサはインテルCorei7-610Eを使用しています。

最新のITテクノロジーを採り入れたスワイプ方式タッチパネルと効率化を図った操作画面は直観的で検査する技師がより素早く操作が可能になることで患者様一人当たりの時間が短縮でき患者様の検査に対するストレスをより軽減することができます。また以前使用していた視野計の間で完全なデータ変換を行うことができるため以前測定したデータは全て今回バージョンアップした視野計に登録してあります。