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すべての患者様にご納得いただける医療のご提供

院長写真

私は国立大蔵病院(現国立成育医療センター)、荻窪病院などの総合病院で眼科医長、眼科部長として様々な疾患に対処し、手術症例内眼手術5千例以上の執刀、レーザー治療10000例以上を経験してまいりました(当院では最新の光凝固装置を備えており今日までの経験を生かし治療を行っています)。
この間多数の先生方から御紹介を受け地域の中核病院の眼科責任者として地域に貢献させていただきました。これらの経験を生かし今後は地域医療の第一線で開業医として患者様一人一人にお役にたてるよう誠意をもって診療に携わらせていただきたいと考えています。

眼科トピックス

結膜炎は1年中発症します。

汗が眼に入ったり、プールなどで細菌感染やウィルス感染(はやり目などとよばれている流行性角結膜炎、プール熱とよばれているいんとう結膜炎)などにより結膜炎を発症するのは夏ばかりではなく1年中どの季節でも発症します。結膜炎の症状は充血、めやにの増加、かゆみ、異物感、まぶしくなるなどが主なものですがときには強い痛みを伴うこともあります。
流行性角結膜炎(はやりめ): 感染してから7-14日で発症します。強い充血、眼瞼の腫れ、なみだが多く異物感で眼を開けられないなどの強い症状が生じます。(アデノウィルス8型、4型、37型、19型の感染で発症)
咽頭結膜炎(プール熱): 感染してから1週間ほどで発症します。プールで感染することが多い疾患です。結膜にぶつぶつができ咽頭炎による発熱をおこします。(アデノウィルス4型、3型の感染で発症)
急性出血性結膜炎: 感染してから1-2日で突然白眼が真っ赤に出血し(球結膜出血)異物感、充血、まぶしさなどが発症します。(エンテロウィルス70型で発症)
市販の点眼薬では薬剤濃度の関係で治癒しにくいこともありますので充血などの症状が発症したらまず眼科を受診しましょう。(ウィルス性結膜炎の場合には周囲の方に感染する可能性が高いことや角膜炎などの合併症を発症してしまい視力障害などの後遺症を生じる場合があります。また治癒するまで2週間くらい時間を要します。)またまぶたが不潔になるとまぶたのなかに細菌感染をおこし俗にいうものもらい(麦粒腫、霰粒腫)といった疾患を発症します。やはり市販の点眼薬では効果が不十分のことが多いため早めに眼科を受診しましょう。

コンタクトレンズと点眼薬

コンタクトレンズと点眼薬:コンタクトレンズを使用している方の中にはコンタクトレンズ使用時の点眼薬の使用法にとまどいを感じている方も多いと思います。ワンデータイプの使いすてレンズ、ハードコンタクトレンズならコンタクトレンズを装着したまま点眼薬を使用することはできます。しかしこれはあくまでコンタクトレンズに損傷がないとの意味合いです。角膜障害をおこしていたり結膜に炎症を起こしている場合などではコンタクトレンズそのものが眼疾患に悪影響を与えてしまうため点眼薬を使用しても病変は悪化してしまいます。この様な状態ではコンタクトレンズを中止し点眼薬を使用し病変を治癒させましょう。
ドライアイの場合には軽度の場合ジクアス点眼薬のように使いすてタイプ、ハードコンタクトレンズを装着しながら使用するこができ症状の改善も期待できる点眼薬もあります。最近まぶたがぴくぴくと動くことはありませんか。よく眼瞼けいれんと勘違いしやすい病気でほとんどの場合眼瞼ミオキミアと呼ばれる病気です。過労、睡眠不足、眼精疲労などがきっかけとなり発症することが多い病気です。左右のどちらかの上または下のまぶたの筋肉の一部がぴくぴく動く病気でよく眼瞼痙攣と勘違いをしてインターネットで調べる患者様も多いようです。ほとんどの場合は数日長いものでは数カ月かかるものもありますが自然治癒しますので安心してください。(しかし眼瞼痙攣など他の病気である可能性もあるため眼科を受診しましょう。)

身体障害者(眼科)基準について

高度な視力障害(視力とは最高に矯正した見え方での数値で眼鏡等使用しない裸眼視力のことではありません)や視野欠損がありますと身体障害者として認定されます。以下に視力の基準を記載いたします。病気を発症し視力低下が生じ視覚障害認定を希望される方は参考にしてください。

1級 両眼の視力の和が0.01以下のもの
2級 1. 両眼の視力の和が0.02以上0.04以下のもの
3級 1. 両眼の視力の和が0.05以上0.08以下のもの
4級 1. 両眼の視力の和が0.09以上0.12以下のもの
5級 1. 両眼の視力の和が0.13以上0.2以下のもの
6級 一眼の視力が0.02以下、他眼の視力が0.6以下のもので両眼の視力の和が0.2を超えるもの

当院の院長は、視覚障害の身体障害者認定医ですのでご相談いただければと思います。

視覚障害と白杖

視覚障害者は法律で白杖を使用することが定められています。また、車の運転手は白杖を使用している方が歩行しているときは安全確認をして、通行を妨げてはいけないと法律で定められています。白杖は視覚障害の方の携帯義務になっていますが御自身の安全のためにも福祉課に申請し、白杖を支給してもらいましょう。

2017年度のスギ花粉飛散量と飛散開始日の予測

2017年の飛散量は全国平均では約5,000個/cm2と予測されていますが患者さんへの警戒レベルとされている2,000個/cm2を下回る地域はごく一部で、スギ花粉の飛散量は全体的には多い年と予測されています。2016年夏の日照時間は、関東では平年並みで、花粉飛散量は、関東から北で多かったことから、2017年も関東から東北では平年並みと予測されます。また2017年のスギ花粉の飛散開始日の予測は関東では2月の中旬とされています。

スギ花粉症の対策

花粉症が始まる約2週間前から抗アレルギー薬を使用する(初期療法)と花粉症の時期に症状の発症を遅らせたり花粉症の症状を軽くすることができます。関東地方のスギ花粉の飛散は2月中旬から始まると予測されているため1月終りころから抗アレルギー点眼薬を使用した方がよいでしょう。そうすることにより花粉症のピーク時の症状を軽くすることができます。毎年症状が強くなってから眼科を受診して治療を受ける(導入療法)患者様が多いと思われますが今年からは早期に眼科を受診し初期療法の効果をためしてみてはいかがでしょうか。注意していただきたいことはスギ花粉のシーズンは症状が軽くなっていても抗アレルギー点眼薬を使用し続けること(維持療法)が重要で途中で点眼を中止してしまうとせっかく初期療法をおこなってもむだになってしまいます。

これからの季節はしだいに紫外線量が増加していきます。

特に4月頃から急激に増加し7月頃ピークとなります。紫外線は角膜、水晶体に障害を与えることがよくしられていますが、眼底の黄斑部に影響を及ぼし加齢黄斑変性症の原因にもなります。屋外で仕事をする機会が多い方には紫外線カット用のサングラスを使用することをお勧めします。また、2月頃はスキーなどのため雪の多いところに出かける方は雪の反射により紫外線の影響が非常に強くなります(新雪の場合反射率は80%にも達します。)。紫外線の多い場所で角膜障害を起こしますと6時間ほど経過してから目の強い痛み、充血、視力障害などが発症します(俗にいう雪目)。雪の多い地方に行かれる方は紫外線カットのゴーグルなどを使用することをお勧めします。